リードエンジニアになるとそのまま社内で出世をしていきたいと考えるケースが多い。有望な人材としてリードエンジニアに抜擢されたわけだから、さらに昇格してプロジェクトマネージャーなどになれるのではないかと期待する傾向があるからだ。
確かに出世道を進めるケースもあるが、必ずしも昇格を続けられるわけではない。企業では適材適所を重視しているため、リードエンジニアの適格者だと判断されると昇格が止まることもある。
その状況から脱却して、もっと稼げるようになりたいなら独立する道も検討してみると良い。リードエンジニアになって経験を積んだら独立してフリーランスエンジニアになるのは魅力が大きいからである。

日本のIT企業ではリーダー格としての適材が不足していることが問題となっている。外部からヘッドハンティングをしてリードエンジニアにしているケースもあるほどだ。リードエンジニアの経験はそのくらい貴重なものなので、フリーランスエンジニアになったときには引く手あまたになる可能性が高いのである。
実際にリーダー経験のある人材は常駐案件で募集されていることが多く、分野も多岐にわたっている。1年から5年くらいの経験があるとほとんどの案件に対して応募可能だ。
リードエンジニアのフリーランス案件は高単価なのが魅力である。リーダー経験がなくて応募できるエンジニアが少ないことから、数ある高単価案件の中からやりたい仕事を選べるのも大きなメリットだ。